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広島初‼
聴導犬&介助犬イベント

平成28年11月23日(水・祝)に開催した、聴導犬&介助犬イベントの専用ページです(*'ω'*)

「知らない事を知ろう」「補助犬について、特に数の少ない聴導犬と介助犬について知ろう」「障害者の存在を知ろう」そんなテーマで企画・開催したこのイベント☆おかげさまで大盛況でした‼

 

どんなイベントだったか分かるように、出来るだけ詳しく、楽しくお伝えします♡

参加した人も参加出来なかった人も、見てね♪

 

それでは、始まり始まり~(^▽^)/

 

 

広島で2回目!聴導犬&介助犬イベントはコチラ♡

愛媛から来て下さった
ドッグフォーライフジャパンの
砂田眞希さん♡

補助犬ステッカーの意味、知ってますか?

講師の砂田さんがまずお話して下さったのは、補助犬ステッカーについて☆

「補助犬同伴可」とあるので、「このステッカーを貼っている所だけが、補助犬が入れるんだ!」って思ってしまいませんか?

いえいえ、ステッカーを貼っていようがいまいが、補助犬は入れるんです(*'ω'*)

「補助犬の事を知っていますよ」「法律の事を知っていますよ」という意味で貼っているのだという事を、お話して下さいました☆

2002年に「身体障害者補助犬法」が施行されて14年も経つのに、補助犬の同伴拒否をされる障害者が後を絶たないのが現状です。

まずは私達が補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)の存在を知り、何のために補助犬が居るのか、どんなお仕事をするのか知る事が大切ですね♡

今回のイベントのテーマは「知らない事を知ろう」という事で、盲導犬に比べて認知度の低い介助犬と聴導犬に来てもらいました♪

実際のデモンストレーションの様子を、写真でご紹介します(^▽^)/

まずは介助犬☆

介助犬のお仕事は、主に車イス使用者の生活のサポートです。落ちたものを拾ったり、靴下を脱がせたり、バランスを支えてくれたりします。

介助犬訓練中のアポロ
砂田さんを見つめてます♡

ケータイを持ってくるよう指示されて…

「ど~じょ♡」
「ありがと~♡」

続いて聴導犬☆

聴導犬のお仕事は、聴覚障害者の生活のサポートです。音が鳴ったらユーザーさんにタッチして知らせ、音の場所まで誘導します。

聴導犬訓練中のシェリー

緊急時には「伏せ」のポーズで
危険を知らせます!

「ここで鳴ってるよ♪」と
嬉しそうに教えてくれます

楽しくて仕方ないアポロ笑
「次は何を拾うのー?」

嬉しいーっ♪って
シッポ振ってます♡

それぞれのご主人を見つめる
補助犬達♡

左の男性は、実際に聴導犬と
生活している太田さん

手話通訳♡
この手から言葉が紡ぎ出されます

イベント大成功!の記念写真♫

パネル、イイ感じ♪

2回目とも、沢山の人が見に来てくれました‼

もっともっと写真が見たーい‼という人は、下の方にいくつかブログをご紹介してますので、色んな方のブログを読んでみて下さいネ♡沢山写真が載っていて、分かりやすいです(*'ω'*)

どんな対応をすればいいの?

私達がこれから補助犬とユーザーさんに出会った時、どんな対応をすればいいのでしょうか?これが、一番知りたい事、ですよね☆

 

まず、補助犬に対しては「優しい無視」を♡

「カワイイ‼」「ナデナデしたい‼」と思っても、勝手に触らない、見つめない、声をかけない、このように、そっと見守るのが「優しい無視」です(*'ω'*)

そして、ユーザーさんがもし困っている様子だったら、「どうかされましたか?」「何かお困りですか?」と声をかけましょう☆

「いいえ、特に困っていません、大丈夫です」と言われたら、「今は困っていないんだ、良かった♡」と思って下さいネ♡

「補助犬、お仕事頑張ってますね♪」と、ユーザーさんにお伝えするのもステキな事です(^^)

聴導犬を連れている場合、ユーザーさんは耳が聞こえないか聞こえにくいので、筆談や手話、口を大きく開けてゆっくり話すなど、その人に合ったコミュニケーション方法で伝えるといいですね♪

太田さんと聴導犬ベル♡

太田さんからメッセージをいただきました♪

聴導犬と一緒に暮らし初めて1年経ちますが、とても楽しい日々を過ごしています。

私の一見健常者と見分けがつかないため、ベルが一緒にいることでベルが私が聴覚障害者であることを周りの人々に知らせてくれます。コンビニなどでお弁当を買った後に、これまでお箸は何膳いるかなど聞かれても聞き取ることができず、私が何度も聞き返すことが多かったのですが、ベルと一緒に行くことでお店の人が私に聴覚障害があると言うことを理解してくれるため、分かりやすく対応してくれるのでとても楽になりました。

携帯のバイブで起きていた頃は時々寝坊をしてしまうことも多かったのですが、今は朝になるとベルが起こしに来てくれるので、朝が強くなりました。

でも、困ることも当然ながら存在しています。飲食店などに行くとベルを見て、お客様ペットはご遠慮くださいと言われてしまうことが多いです。聴導犬なので入店は可能と言うことをお店の方に伝えるのですが、聴導犬自体を知らない人が多いです。交渉や説明をした上で理解をしてもらい飲食をさせてもらっています。良くペットと勘違いされて止められてしまいます。一般的に補助犬というのは、ラブラドールレトリーバーとかゴールデンレトリーバーのイメージが強いせいか、小型犬の補助犬がいるというイメージがまだ一般的ではありません。そのために、ペットと勘違いされてしまうことが多いです。また、聴導犬にはたくさんの小型犬が働いています。小型犬の補助犬がいると言うことを少しでも多くの人に知ってもらえると嬉しいです。

最後に聴導犬は様々な場所に私と一緒に出かけます。電車だけでなくバスや飛行機船にも一緒に乗ります。私は出張で良く東京に行くのですが、電車に乗っているときに突然ベルを触ってくる人がいます。補助犬が仕事中の時には、触らない、声をかけない、目を見ないと言うことを守ってもらえると嬉しいです。


盲導犬って、どこへでも連れてってくれるの?

圧倒的に認知度の高かった盲導犬☆

でも、盲導犬のお仕事って、具体的に何でしょうか?と聞かれて、答えられますか?

デモンストレーションは介助犬と聴導犬だけでしたが、盲導犬についても講師の砂田さんからお話がありましたので、ご紹介しますね♪

盲導犬は、ユーザーさんの指示で動いている!

盲導犬を見かけた時、「盲導犬が人を連れてっている、誘導している」と思った事はありませんか?

実際は、ユーザーさんの頭の中に地図があって、「ここから50歩進むと信号がある」「右に曲がって100歩進むと左手に郵便局がある」などなど、頭の中の地図を辿りながら進んでいるのですね。

周りの音や人の声を聞きながら、「今は青信号だ」「今は赤信号だ」と、ユーザーさんが判断して、盲導犬に指示を出しているのです。

段差・信号・角で盲導犬が止まり、ユーザーさんは頭の中の地図と照らし合わせて、盲導犬に指示を出すのですね♡

♪ブログ紹介♪


アンケート結果報告

今回「広島初!!聴導犬&介助犬イベント」を開催するにあたり、みなさまにアンケート調査をしてご協力をいただきました。

Y-SMILE.はアンケート調査の専門家ではないので、どこまで公表して良いのか?質問が今回の内容に合っているのか?など、考える所がありますが、とりあえずは%表示で発表いたします。(具体的な人数が必要と判断すれば発表いたします)

回答人数に対して単純に%計算してますので合計が100%になりません、参考数値としてご覧下さい。

性別、年代

たくさんの人が来てくれました
ありがとう!

男性22.9%・女性63.9%・無記13.1%

19才以下

19.6%

20才~39才

26.2%

40才~59才

39.3%

60才以上

11.4%

祝日のショッピングモールですのでご家族連れや聴覚障害者の方も多くおられました。

各年代の方が来られたのでアンケートとしては成立するかな?と思います。

ワンちゃんを見たくて来られた方も多かったです(確かにかわいいですよね♪)

今回のイベントはどこで知りましたか?

友人・知人から

26.2%

たまたま見かけた

21.3%

中国新聞やFacebookなどのSNS

19.6%

イオンモールホームページ

18.0%

イベントチラシを見た(チラシを持ってる)

11.4%

その他

6.5%

「たまたま見かけた」が多いですが「友人・知人から」が一番多く、知ってもらうにはやはり口コミだな!と思いました。

身体障害者補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)を知ってますか?

 

盲導犬

介助犬

聴導犬

名前を知っている(聞いたことがある)

91.8%

77.0%

68.8%

どんな仕事内容をするのか知っている

85.2% 37.7%

36.0%

どう対応したら良いのか知っている 49.1% 13.1%

11.4%

盲導犬の認知度はやはりダントツ!介助犬と聴導犬は少ないと思ってましたが、新聞やマスコミ報道のおかげなどで補助犬の名前は広がっているみたいです。

補助犬の対応方法となるとやはり知ってる方は少なくなりますね。

「身体障害者補助犬法」という法律を知ってますか?

法律の名前や内容、いつ施行されたのかを知っている

3.2%

法律の名前を知っている(聞いたことがある)

22.9%

知らない

70.4%

その他、無回答

3.2%

身体障害者補助犬法が施行されて14年が経ちますが、やはり知らない方は多いですね。

ですが、知っている(聞いたことがある)の方が思ったより多かったです。補助犬を知ってもらおうと活動されている方の努力に私は脱帽しております。

広島県には介助犬と聴導犬がいない事を知ってましたか?

知っている

14.7%

知らない

81.9%

その他、無回答

3.2%

これもやはり知らない方が多かったです。

この数字は近い将来下がって行くはずです。

ですが、居ないなら「とりあえず作ってしまえ!」と安易な考えになってはいけませんね。

飲食店やスーパー、公共機関等などに補助犬がいるのを見かけた時はどう思いますか?

 

気にならない

73.7%

離れていれば気にならない

0%

少し気になる

22.9%

離れていても気になる

0%

あまり入りたくない

0%

入りたくない

0%

その他、無回答

3.2%

↑(赤文字)の方に質問です。どうしてですか?(複数回答あり)

  • どんな仕事をするのか気になる
  • 補助犬を見る事がないので珍しいから気になる
  • お店の人がちゃんと対応しているか気になる
  • 自分がどうしたらいいかわからない
  • 噛むかもしれない?吠えるかもしれない?
  • 動物臭や店内でトイレするかも?

補助犬ユーザーさんは飲食店などでよくお店の方から入店拒否をされてます。

お店の方の良く言うセリフ「他のお客様のご迷惑になりますので補助犬でもちょっと・・・」の理由で断られる事が多いのですがそのお客さんの7割強の方は気にしていないようです。

少し気になるの方が23%おられますが理由を聞いたところ「補助犬の仕事ぶりが気になる」、「珍しいから」などの興味本位からくる意見がほとんどで、衛生面や吠える噛むなどの心配をされている方は極少数です。

補助犬ユーザーさんはしっかりワンちゃんを管理(お風呂に入れます、トイレを終わらせてから施設に入ります、座るときは敷物をしいてそこに座らせ待機させる、毛が飛ばないように服やケープを着ている、etc)していますので飲食店にも入る事が出来ます。

しかし法律で認められているから何をしても構わないんだ!の理由にはなりません、動物が嫌いな方や動物を受け付けれない方もおられます。

お互いが気持ちよく過ごせるようにみんなで配慮し合って行きたいですね。

 

 

※お店の方へ

このワンちゃんは「本当に補助犬なの?」「ペットじゃないの?」と不安に思われた場合はユーザーさんに補助犬の認定証(盲導犬の場合は使用者証)の提示をお願いして下さい。ユーザーさんは補助犬の認定証(盲導犬の場合は使用者証)を必ず携帯していますし、提示を求めることは失礼な行為ではありません。

補助犬にも外出時、補助犬と分かる表示がある胴着を着用しています。

なかにはペットのワンちゃんなのに「補助犬です!」と言い張ってお店に入ろうとする方が少なからずおられます。

この行為が補助犬に対して悪いイメージに繋がってしまう事になりますので不安に思ったら遠慮せずに補助犬の認定証(盲導犬の場合は使用者証)の提示をお願いして下さい。

今回のようなイベントをまた開催してほしいと思いますか?

とても思う

88.5%

少し思う

3.2%

どちらでも良い

4.9%

思わない

0%

無回答 3.2%

約9割の方がこのようなイベントをまた開催して欲しいと思ってくれてました。

ありがとうございます\(^_^)/

理由を聞いたところ本当に沢山の事を答えていただきました。

  • すごくわかりやすかった
  • 聴導犬や介助犬の存在を多くの人に知ってもらいたい
  • 知れば行動に移せる
  • 補助犬を知る事で補助犬がほしいと思う人が増えるかも?
  • 色んな知識を知って出来る事を考えていきたい
  • 自分が聴覚障害を持っているから
  • 勉強になるからです
  • 認知度を広げる為
  • 聴導犬のことをもっとみんなが知って欲しいため
  • 知る事は大切
  • 補助犬というパートナーを得て外へ出ようとしている方を、周りが知識を得て温かく見守っていける社会になれたらいいと思いました
  • 介助犬の仕事や役割で今まで知らなかった事が沢山知れて良かった
  • 自分が目指してるのが動物関係なのでもっと知りたい
  • 広島での認知度が上がり利用される方も増えるといいなと思います
  • 障害者の生活を知る事ができる
  • 皆に知ってもらって障害者が暮らしやすくなったらいいと思う
  • 見かけた時の接し方(みつめない、さわらない、声かけない)がわかった
  • 健常者の理解を深めるため
  • 小3の国語で習うので良い機会だと思いました
  • 実際に見た方が興味をより引けるから
  • それぞれの仕事がよく分かった
  • 娘が介助犬の訓練士になりたいと言っているので
  • とても有意義な時間でした

今後もこのようなイベントがあった時は参加したいと思いますか?

とても思う

72.1%

少し思う

11.4%

どちらでも良い

8.1%

思わない

0%

無回答 8.1%

約8割の方がまた参加したいと思ってくれました。

また開催しますのでぜひ又見に来て下さいネ。

ご意見ご要望などがあればご記入下さい。

  • 訓練している様子を見てみたい
  • 講師の砂田さん以外の人の声が聞こえにくかった。
  • ケープをもう少し分かりやすくした方が良い(理解度を含めて)
  • お話をされるスタッフさんと手話通訳さんが離れていたのでもう少し近くにいた方がいい。

 

  • 手話通訳があるのがありがたい
  • また開催して下さい、多くの人に知ってもらう為に
  • 補助犬を見たら今以上に意識できるようになると思います、ありがとう。
  • がんばってください
  • 知らないことばかりで意識が変わりました
  • 新しい知識を得れた、よい時間だった
主催者から少しだけ・・・

全体的にはみなさんに補助犬の事を知ってもらう事が出来て、とても良かったです。

講師の砂田さん以外の声が聞こえなかったとのご意見で、すみませんでした。

次はスピーカーを増やさないと・・・ですね。

これらのイベントには手話通訳士さんを必ず付ける必要がある為、手話通訳士さんを付けましたが、配置があまり良くなかった、との声もあり、次は配置場所も考慮したいと思います。

ケープに関しては確かに統一した方が良いのかもしれませんね・・・、私も1つの声としてお伝えしたいと思います。

 

広島県には介助犬と聴導犬は現在いませんが、「じゃ、とりあえず1頭作っとく?」みたいな単純な流れになってはいけないと思ってます。補助犬を持つという事は、動物の命を預かること。自分の人生が変わるしワンちゃんの人生(犬生?)も変わります。

補助犬を持つには「覚悟」が必要です。

まずはみなさん一人一人が補助犬の存在を知り、役割や接し方を知る事が大切です(私を含め)

近い将来、介助犬や聴導犬と一緒に生きて行こうと決めた障害者の方がこの広島県にも誕生するでしょう。

その時に、そのユーザーさんが犬と生活をはじめた事で「こんなはずじゃなかった!」「犬なんて不便な物要らない!」とならないように、みんなが知って理解すればおのずと介助犬や聴導犬が増えていくはずです。

みんなで「やさしい平和な街、広島」を作って行きましょう!

たくさんのご意見、ご感想ありがとうございました。

 

P.S エラそーな事を申し上げすみません。

 

 

 

 

 

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「このままではイヤだな……」と違和感を持っている人が本音に気付き、思い込みを書き換えて「自分主役の人生」をスタートさせるためのヒントがたくさん詰まった本です。

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Y-SMILE.と同じ様な活動をされている秋田県にある「手話秋田普及センター」さんは手話に興味を持っていただくキッカケ作りをしていてY-SMILE.と提携してます。よかったらご覧になってみて下さい(^_^)

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