難聴にも様々なタイプがあります。実は、これを書いているY-SMILE.専務あずみんも、左耳が軽度難聴です。メニエール病を発症した事をきっかけに、低音域の軽度難聴になりました。しかし、コミュニケーションには困りません。環境や体調によっては聞こえづらいなぁ…という程度です。

　私のように、普段は困らないけれど、特定の場所や環境下においては聞こえづらくなってしまう、例えば居酒屋さんやお店などのザワザワした場所、電車内のアナウンスや電話は聞こえづらいという難聴者はおられると思います。

　そんな私は、(手話の次に)字幕が大好きです。最近は、TVも字幕対応が増えて来ました。しかし、まだまだ全ての番組に字幕が付いている訳ではなく、「せっかく楽しみに録画したのに…」という事もしばしば…(笑)

　手話を広めると同時に、字幕の大切さ・必要性も伝えていきますよ♡日本語字幕について←クリック♪

難聴の程度

・軽度難聴：30〜39ｄBで、補聴器無しでも生活への支障はそれほどない場合が多いようです。しかし「ささやき声や、小さな音を聞き取れない時がある」「普段から聞き間違えたり、聞き返すことが多い」「会議などで聞き取りがつらい」「家族からテレビの音が大きいといわれる」等、健康な耳の人とは明らかな違いがあります。
・中等度難聴：40〜69ｄBで、補聴器無しでは生活にかなりの支障がある人が多く居ます。しかし個人差があり、「普通の会話が困難」「耳のすぐそばで話してもらわないと普通の会話が困難」「大声なら聞き取れる」といった具合に様々です。
・高度難聴：70〜99ｄBで、補聴器を使っても通常の会話は困難です。「車がそばに来ても気付かない時が多い」「耳のそばで大声で話してもほとんど聞こえない」等です。
・重度難聴またはろう：100ｄB以上で、言葉の聴き分けは殆どできませんが、補聴器を使えば音があるかないかの判別は可能な場合もあります。

　国内には、約2000万人以上の難聴者が居ると言われています。しかし、音声言語が発達している場合、「聞こえている」と思われてしまい、日常生活や社会の中で、様々な困難を経験します。いくら難聴だと説明しても理解してもらえない、というお話をよく聞きます。「聞こえにくい」とはどういう事なのか、どんな事が不安なのか、聞こえる人は、ほんの少しでいいので想像してみて下さい。そして、目の前の難聴者の想いを知って下さい。まずは、知る事からです♡